売却前に検討!工場のコンバージョンとは?
2021.09.27
コンバージョンとは、用途を変更しておこなうリノベーションになります。
工場をそのまま使用するのではなく、別の建物として使用可能にすることで、購入者の幅を広げることができます。
そんなコンバージョンについて詳しく解説していきます。
工場売却時のコンバージョンとは何か
コンバージョンとは用途変更を伴うリノベーションのことで、同じ用途の建物に対して、全面的な改善を行います。
一方、リノベーションは原状回復を主な目的として修復します。
リノベーションは現状の回復だけではなく、間取りの変更を伴う大規模なリフォームをします。
間取りを変更、および用途変更をする場合のリノベーションをコンバージョンと言います。
倉庫や工場はコンバージョンによって、カフェやアパートにすることも可能です。
そして、リフォームという言葉もありますが、こちらは古い建物を修繕して元の状態に戻すことを指します。
工場売却時のコンバージョン建築のメリット
不動産の有効活用と資産価値向上で需要が高まる
広い空間を求める事業者からの需要がある
解体費がかからない
建て替えよりコストを軽減できる
住宅用より、立地の影響を受けない
このようなメリットがあげられます。
コンバージョンすることによって、新たな購入層にアプローチすることができるため、早期売却できる可能性が広がります。
また、町工場のような広い空間は、事業者からの一定の需要が見込める物件です。
需要が高まれば売却ではなく、賃貸として貸し出す選択肢も生まれます。
収益物件にしたとき、借りようとするのはほとんどが事業者です。
住宅用の不動産と比較して、長期契約が一般です。
リノベーションは売却することによって既存の建物を利用する方法なので、建物すべてを取り壊す必要もなければ、基礎から建物を建設する必要もありません。
また、立地の影響を受けないわけは、用途にもよりますが、必ずしも駅近である必要はありません。
ここが町工場の強みじゃないでしょうか。
個性的な物件づくりも可能です。
まとめ
コンバージョンしての売却は、地域環境を配慮した建築の在り方として注目されています。
人にも土地にも優しい建築ではないでしょうか。
工場の売却を考えている方にも優しいコンバージョンです。
また、物件を甦らせ、人を集めることも可能です。
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