工場を賢くスムーズに売却するためのコツや手続きなどを解説
2021.10.12
使わなくなった工場でも、維持費や固定資産税などは支払わなければいけません。
ですから、なるべく早めに売り出すことでコスを削減することができます。
本記事では、少しでも賢くスムーズに工場を売るためのコツや手続きの流れについて解説しています。
工場の売却に迷っているかたは、ぜひ参考にしてみてください。
工場の売却費用を高くするコツ
工場を売却するときに気になるのが費用です。
少しでも高く売るために、どれくらいの金額がかかるのか知っておくと安心でしょう。
売却費用の相場
相場の調べ方は主に「不動産会社のホームページ」や「物件のポータルサイト」、「土地総合情報システム」などが挙げられます。
また近隣に同じような物件がある場合、どれくらいで売り出されているかを調べることでおおよその相場を知ることができます。
ただ不動産関連サイトに掲載されている情報は売れ残っている物件が多いため、すべての相場が一致するわけではありません。
あくまで参考程度に留めておくようにしてください。
どんな費用がかかるのか
不動産会社に仲介を依頼した場合、仲介手数料を支払うことになります。
仲介手数料には広告費や諸経費も含まれており別途請求されることはありませんが、エリアや建物の構造などによって変動するため、条件によっては高くなることがあります。
法人が売り出す場合は消費税が発生します。
他にも解体や土壌の浄化が必要な場合も別途料金が発生します。
ちなみに、基本的に坪単価は3万円台からになります。
工場の売却手続きの流れやコツ
工場の売却は、一般的に不動産会社に依頼するケースがほとんどです。
ここでは手続きやコツについて解説します。
売却までの流れ
希望する不動産に問い合わせと訪問
簡単なヒアリングをおこない、オーナーの元に訪問し提案書を作成します。
物件の売り出し
金額に合意したら募集条件が確定し物件が売り出されるようになります。
募集方法は、主に紙媒体やインターネットなど。
購入者への案内と買付
購入者がいれば購入に繋がる案内をし、申し込みがあれば不動産が対応してくれます。
またこのとき調査会社も一緒に入居審査をおこないます。
覚書と契約書を作成し、手付金を受領したら引き渡しおよび残金清算になります。
売却のコツ
解体するのか建物ごと売るのかで変わってきます。
解体する場合、それに伴い「解体費用」というものが発生します。
そのため利益は減ってしまいます。
一方で建物ごと売る場合、用途は限定されますが内装を変えれば比較的幅広く活用できるので需要はあります。
特に工場として引き続き使用する場合はメリットになるでしょう。
また事前に手続きの方法を知っておくと売るときにスムーズです。
「不動産M&A」という手法もありますから、コツを知って賢く売却しましょう。
まとめ
工場を売り出す際は、費用や手続き、コツなどをしっかり理解しておくことで安心安全に売却できます。
売りかたによっては相場を大きく上回る場合もありますので、失敗しないためにも細部まで確認するようにしましょう。
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