倉庫を売却する際の流れやポイント・注意点
2021.10.27
しばらく使っていない倉庫などは、維持するための費用などがかかるため、売却したいとお考えの方もいるのではないでしょうか。
ただ、倉庫の売却時に、どういう流れで売却したら良いのかご存じの方は少ないかもしれません。
ここでは、倉庫を売却したいとお考えの方へ、倉庫を売却する際の流れやポイント・注意点について、簡単にまとめましたので、よければ参考にしてみてください。
倉庫を売却する際の流れは?
◆倉庫を売却する際の主な流れは以下のとおりです。
近くに住んでいる方で倉庫を探している方がいないか探す
倉庫の売却の依頼をお願いする不動産会社を探して、媒介契約を締結する
不動産会社に依頼する場合、仲介手数料がかかりますが、個人同士で倉庫を売買すると手続きなどでトラブルとなることもあるため、不動産会社に仲介してもらうのがおすすめです。
また、近くに住んでいて倉庫の購入希望者がいない場合、不動産会社に依頼をして、買主を見つけてもらうのが一般的です。
不動産会社によって、倉庫の査定額や倉庫の売買実績などが異なるため、依頼時にはよく検討してから媒介契約を締結するようにしましょう。
売却活動をおこない、買主が見つかったら売買契約を結ぶ
倉庫の売却を不動産会社に依頼した場合でも、状況を積極的に問い合わせて把握したりして、売り出し方法や売却価格の検討などをおこないましょう。
買主が見つかったら、購入価格や手付金、受渡日などが記載されている「買付申込書」を確認して、合意を得ることができれば、売買契約を結びます。
◆倉庫の引渡しをする
売買契約が締結すると、買主は売主に、販売価格の5~10%程度の手付金を支払い、売主は受渡日までに倉庫を片付けて、引渡すことができる状態にします。
残りの代金を受けとり、所有権の移転などの登記上で必要な手続きをして、引渡しをします。
倉庫を売却する際のポイントは?
倉庫をスムーズに売却するには、以下のようなポイントをおさえましょう。
倉庫の相場価格を把握する
あらかじめ、倉庫の相場価格を把握しておくと、査定額と照らし合わせて、最適な不動産会社を選びやすくなります。
査定金額が適した額であり、不動産会社を選ぶことは、倉庫のスムーズな売却にとても重要です。
倉庫を売却する際の注意点は?
不動産会社によっては、居住用の住宅のみを扱っているなど、得意とする不動産の種類が異なる可能性があります。
不動産会社選びの際には、その会社はどういった物件の扱いが得意なのか判断材料に加えてみてください。
まとめ
以上、倉庫売却における主な流れ、意識すると良いポイント、注意点などについてご説明いたしました。
売却の際に不動産会社へ仲介を依頼する場合、成約までの長い付き合いとなりますので、どこに依頼しようかと迷われるかもしれません。
倉庫の扱いが得意な不動産会社へ依頼するというのも一つの選択肢ですので、その点も踏まえて依頼先については色々とご検討いただければ幸いです。
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