工場でのレンガの作り方とは?レンガの製造工程と積み方をご紹介
2023.01.27
レンガ(煉瓦)とは、自然由来の材料で作られた古い歴史のある建材です。
レンガ造りの建造物は日本でもいたるところにあり、馴染みのあるものではありますが、レンガの作り方はご存じでしょうか。
今回は貸工場や貸倉庫をお探しの方に向けて、貸工場などで作られるレンガの作り方をテーマに、製造工程とレンガの積み方についてご紹介します。
貸工場でのレンガの作り方とは?レンガの製造工程
レンガの作り方を知るために、貸工場などでおこなわれている製造工程をひとつずつみていきましょう。
レンガ作りの最初の工程は素材加工からはじまり、原材料である粘土類・長石などを粉砕し、混ぜ合わせます。
レンガの原料となる鉱物は自然素材であるため、耐火性・耐水性が優れているという特徴があります。
粉砕し混ぜ合わせた原材料には、砂や粘土、水を加えてさらなる混合が必要です。
レンガの品質を保つために、均一にしっかりと混合する必要があり、ミキサーなどのさまざまな機械を使用します。
そして、2日間ほど寝かせて乾燥させると、次の工程は成形加工です。
レンガにはさまざまな形やサイズがあり、プレス機などを使用して成形します。
次に、湿度と温度が管理された管理室や乾燥炉などを使用して、成形したレンガを乾燥させます。
途中の工程で混合に使用された水分なども、乾燥によって揮発させなければなりません。
また、この乾燥の工程では、形が崩れていないかもチェックされます。
乾燥が終わると、窯のなかにひとつひとつ並べて、丸一日かけて焼き上げられます。
完成したレンガは、厳しく検品され、傷や欠けのないもののみ出荷が可能です。
貸工場でのレンガの作り方とは?レンガの積み方
レンガにはさまざまな積み方がありますが、ここでは代表的な小口積み、長手積み、フランス積み、イギリス積みの4種類についてご紹介していきましょう。
レンガは、直方体の形をしているため、向きによって広い面と狭い面があります。
レンガの狭い面が小口、広い面が長手と呼ばれます。
つまり、狭い面を見せる形でレンガを積む方法が小口積み、広い面を見せる形で積む方法が長手積みです。
フランス積みでは、一段に小口と長手を交互に積んでいきます。
そして、イギリス積みとは、小口だけの段と長手だけの段と交互に積む方法のことです。
まとめ
今回は貸工場や貸倉庫をお探しの方に向けて、貸工場などで作られるレンガの作り方をテーマに、製造工程とレンガの積み方についてご紹介しました。
レンガの作り方は複雑ですが、自然素材を使用されていることで、建材として優れている点も多いです。
街でレンガの建造物を見かけたら、ぜひレンガの積み方にも注目してみてください。
私たち株式会社トチタテビルディングでは、関西で売り倉庫や売り工場を取り揃えております。
お探しの際は、お気軽にお問い合わせください。