倉庫の建設方法である在来工法とは?メリット・デメリットはある?
2023.12.13
倉庫の建設方法には、さまざまな種類がありますが、その一つが在来工法です。
在来工法とは、どのような倉庫に適した建築方法なのでしょうか。
今回は、倉庫を建設予定の方に向けて、在来工法とはなにか、どんなメリット・デメリットがあるのかについてご紹介します。
倉庫の建設方法の一つである在来工法とは?どんな倉庫になる?
在来工法とは、柱と梁を組み合わせて、建物の構造を構成する工法です。
倉庫の用途や企業のカラーに合わせた設計ができるので、オーダーメイドの倉庫がつくれます。
施主の希望や予算に合わせて設計をおこない、デザインなどの自由度も高いです。
倉庫の建設方法には、在来工法の他にも、システム建築、プレハブ建築、テント建築などの方法があります。
それぞれの工法で納期やコストなどが異なり、メリット・デメリットもあります。
倉庫の建設方法である在来工法のメリットとは?
在来工法のメリットは、先ほどもお伝えしたとおり、倉庫の目的に合わせて、希望に沿った設計ができるところです。
たとえば、倉庫に収納する荷物の大きさや、動線に合わせて柱や梁を設置することも可能で、他の倉庫にはないオリジナリティーを出すことができます。
さらに、在来工法で建てられた倉庫は耐久性も高く、仕様によっては、長期間使用することができます。
予算に合わせて耐久性の高い素材を選んだり、外装や内装のデザインも自由に決めることができたりします。
建設する倉庫に対してどうしてもこだわりたいポイントがある場合や、他の工法では実現が難しい場合には、在来工法がおすすめです。
倉庫の建設方法である在来工法のデメリットとは?
在来工法のデメリットは、オーダーメイドであるぶん、コストが高くなってしまうところです。
注文住宅が規格化されている建売住宅よりも建築費用が高くなってしまうのと同様に、ゼロから設計するため、建築総額が他の工法よりも高額になります。
もちろん、あらかじめ提示した予算とともに設計することを前提としていますが、どうしても費用は高くなる傾向にあります。
さらに、セクションごとに業者が変わることが多く、設計・施工期間が長期化しやすいです。
一般的な在来工法の工期の目安は半年程度で、テント建築やシステム建築、プレハブ建築などの他の工法が2か月から3か月で完成することを考えると、かなり長めです。
まとめ
今回は、倉庫を建設予定の方に向けて、在来工法とはなにか、どんなメリット・デメリットがあるのかについてご紹介しました。
施主の希望に沿ってオーダーメイドで倉庫を建築することができる在来工法は、自由度と耐久性の高さがメリットです。
コストが高めになること、工期が長くなることなどのデメリットもあるので、他の工法と比較して検討することをおすすめします。
私たち株式会社トチタテビルディングでは、関西を中心に貸し倉庫・工場を多数ご紹介しています。
事業者向け物件をお探しの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。