工場や倉庫でやっておきたい水害対策について!浸水への対策と対応も解説
工場や倉庫の購入を検討している方にとって、自然災害への対策は重要なポイントですよね。
なかでも、水害による被害は建物だけにとどまらず、機械設備や商品、人命にまで影響をおよぼす可能性があるので注意が必要です。
そこで今回は、工場や倉庫でやっておきたい水害対策とはなにかにくわえて、浸水への対策方法と対応についても解説します。
工場や倉庫でやっておきたい水害対策
まず、水の浸入を防ぐためにやっておきたいのが、土のう袋や止水パネルの用意です。
ただし、保管場所も一緒に考える必要があるため、保管できるスペースがあるかの確認をおこないましょう。
そのほかに、床に物をおかないことも水害対策として有効です。
床の物は直接被害を受けやすく、避難の妨げにもなってしまいます。
そのため、日頃から整理整頓をおこなったり、床に物を置かないようにしたりと工夫が必要です。
さらに建物自体の防水対策が重要で、屋根や壁など、建物全体を確認し、補強工事をおこなうのも水害対策の一つです。
なお、新しく工場や倉庫を購入するときは、「ハザードマップ」を確認し、自然災害時の影響を把握しておくことが重要な対策として挙げられるため、事前に確認しておきましょう。
工場や倉庫が水害にあったときの対応方法
実際に工場や倉庫が水害にあってしまった時には、まず情報収集をおこないましょう。
たとえば、水害の可能性が高くなる台風などの場合、ニュースなどで事前に情報を集め、対策をおこなうことができるでしょう。
また、水害が落ち着いたら安全確認をおこない、被害状況の確認と記録をおこなってください。
さらに、危険性がないと判断できた場合は、二次災害を避けるために土のう袋や止水パネルを活用し、対策をおこなえると良いです。
そして、加入している保険内容によっては、保険の対象となる可能性があるため、報告のために写真を撮っておくと良いでしょう。
以上のことをふまえて、どのように稼働を再開するか、優先順位を検討しながら復旧作業をおこなっていきましょう。
まとめ
水害はいつどこで発生するかわからないため、工場や倉庫の購入を検討するときには、万が一に備えてハザードマップの確認や対策についての理解を深めておくのが大切です。
万が一、被害にあった場合は、安全を第一に行動し、優先順位を検討しながら段階的に復旧をおこなっていきましょう。
なお、加入している保険によっては、適用される可能性があるため、状況の記録を忘れないことがポイントです。
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