売れやすい工場の条件は?立地や建物の条件を解説!
2022.02.07
事業拡大や事業転換などで、使用していた工場が不要になってしまうことがあります。
工場の売却においては、どのような特徴の工場が売れやすいのでしょうか。
この記事では、工場の売却をご検討中の方に向けて、売れやすい工場の条件について解説します。
売れやすい工場の条件とは?売却に有利な立地の特徴
まず、立地に焦点をあてて、売れやすい工場の件をご紹介します。
不動産売却では立地が重要になりますが、工場の場合は住宅や土地とは異なる条件があります。
工場の立地で売却に有利なのは、周辺に工場が多いエリアです。
工場の多いエリアは、原動機の使用に制限はなく、騒音などに関しても住宅地と比較して規制が厳しくありません。
工場が建設できる用途地域はさまざまですが、工場が多いのは準工業地域、工業地域、工業専用地域が該当します。
また工場ではトラックの出入りが多いので、前面道路の幅員が十分にあるかもポイントです。
そのほか、売れやすい立地の条件として、高速道路のインターチェンジや幹線道路へのアクセスの良さもポイントです。
工場の経営では、物流を重視される方が多いためです。
一方で、住宅や土地の売却と比較すると、工場の場合はそこまで立地条件は重要視されない傾向にあります。
売れやすい工場の条件とは?売却に有利な建物の特徴
次に売れやすい工場の条件として、建物の特徴をご紹介します。
工場を探している方には、さまざまな業種の方がいるので、幅広い用途に使用できる工場のほうが売れやすいです。
具体的には、平屋で間仕切りの少ない、単純な造りの工場です。
外装や内装にあまり手を加える必要が少ない工場のほうが、余計な費用がかからないので選ばれやすいためです。
敷地に関しては広いほうが売れやすいというわけではなく、小規模な工場であっても、車庫やカフェ、倉庫などのニーズに対応できる建物も有利です。
そのほかに工場が売れやすい条件としては、駐車スペースがあるかどうかもポイントです。
一方で売れにくい工場の特徴は、間仕切りが多く用途が制限される工場です。
また解体が難しい大型の機械が残っている場合も、購入希望者から敬遠されやすい傾向があります。
2階建て以上の工場は建物に手を加えにくいので、一般的に売れにくいでしょう。
築年数に関しては、古いほうが売れにくくはなりますが、中古住宅の売却ほどは重視されません。
まとめ
この記事では、工場の売却をご検討中の方に向けて、売れやすい工場の条件について解説しました。
一般的に売れやすい工場は、やはり他の用途でも使用しやすいかどうかです。
間取りが特殊で用途が限られる工場の場合は、コストはかかりますが、解体したほうが売却に有利になることもあります。
売り倉庫・売り工場searchでは大阪に沢山の売倉庫・売工場をご紹介しています。
倉庫・工場・物流センターを買いたい・売りたいとお考えの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。