倉庫では防虫剤を使用して害虫対策をしよう!おすすめは総合防虫剤?
2022.09.14
さまざまなものを保管する倉庫では、異物混入や食害を防ぐために害虫対策が必要です。
とくに食品や衣類を保管する場合は、防虫剤を使用して害虫対策をしっかりとおこないましょう。
今回は、倉庫もしくは工場の購入をご検討中の方に向けて、倉庫で発生しやすい害虫の種類とおすすめの防虫剤についてご紹介します。
倉庫では防虫剤を使用しよう!倉庫で発生しやすい害虫の種類
最初に倉庫ではどんな害虫が発生いやすいのか、害虫の種類についてみていきましょう。
まず、あまり害虫というイメージがないですが、鞘翅目であるカブトムシやクワガタムシの仲間が挙げられます。
食品を狙う種類で、食害や異物混入だけではなく、カビの繁殖にも注意が必要です。
また、同じ分類のカツオブシムシという昆虫の幼虫は、繊維を餌としているので、倉庫で衣類を保管する場合は、注意が必要です。
双翅目のハエや蚊、鱗翅目である蛾などの飛ぶ昆虫も倉庫内に侵入しやすいため、害虫被害に遭いやすいでしょう。
蛾の仲間であるイガは目視できないほどの非常に小さい昆虫で、飛びながら繊維のなかに卵を産みつけ、そのまま成長します。
家庭や飲食店でも警戒されているゴキブリも、もちろん倉庫でも発生しやすく、繁殖や侵入を防止することが難しい手強い害虫です。
倉庫で使用する防虫剤のおすすめは?総合防虫剤とは?
ご紹介したように、倉庫内ではさまざまな種類の害虫が侵入、繁殖するリスクがあります。
そのため、防虫剤を使用して対策をすることが必要です。
発生する害虫が1種類だけということは珍しいので、倉庫で使用するのは総合防虫剤がおすすめです。
総合防虫剤は、ゴキブリやダニなど幅広い害虫に対応しています。
ここで注意点ですが、防虫剤は用途以外の場所で使用すると、効果が得られません。
たとえば、クローゼットや衣装箱用のものを、倉庫のような広い空間で使用すると防虫成分がいきわたらないでしょう。
また、広い空間で効果が得られる燻煙タイプの防虫剤を使用するときは、事前に倉庫の使用規約を確認が必要です。
種類の違う防虫剤を複数使用する場合は、併用しても人体に有害ではないか、荷物を傷めてしまわないか注意しなければなりません。
防虫剤は組み合わせによっては薬が溶けて、衣類がシミになってしまうこともあるためです。
まとめ
今回は倉庫もしくは工場の購入をご検討中の方に向けて、倉庫で発生しやすい害虫の種類とおすすめの防虫剤についてご紹介しました。
倉庫で保管する大切な荷物を守るためには、まずはどんな害虫が発生しやすいのかを見極め、効果的な防虫剤を選びましょう。
防虫剤以外にもエアカーテンや虫を捕獲するライトなどの方法もあるので、あわせて検討してみてください。
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