倉庫会社の売買におけるM&Aとは?市場規模・メリットをご紹介!
2023.09.26
昔とは違い、近年はM&Aによって事業を第三者に譲渡する傾向にあります 。
その中でも特に、多くの中小企業がM&Aを行って、事業譲渡を選択しています。
今回の記事では、そんな倉庫会社の売買におけるM&Aの市場規模、売買のメリットについてご紹介します。
倉庫会社の売買におけるM&Aの市場規模
企業の合併と買取を意味するM&Aの市場規模の状況がどうなのか気になりますよね。
倉庫会社の売買において、M&Aの市場規模は、縮小傾向にあります。
主要の顧客であるメーカーや、小売業などの後退・値下げ等により、市場規模が減少したとされています。
年間の出荷量は1990年から下がり始め、数字で見てみると、36億1千万トンから、2015年には25億3千万トンまで下がっています。
このように、物流の減少により市場も減少するため、新規事業の拡大を期待できます
また、倉庫会社の市場規模は、企業数が多いのも特徴です。
倉庫の企業数は2,243社となっており、かなり多くの企業が倉庫会社の事業を運営していることが分かります。
その中でも、大手のシェアはまだ低いので、多くの企業がシェアを獲得するために争っています。
そのため、大手や中小企業が規模の経済を進めるために、小規模の事業者を回収する可能性があります。
倉庫の売買におけるM&Aのメリット
譲渡側と買取側のそれぞれにメリットが生じるのでご紹介します。
まず譲渡側のメリットは、創業者利益の獲得や、後継者問題の解決が挙げられます。
近年では、中小企業経営者の悩みとして、後継者がいない、という問題が発生しています。
そこで、M&Aを行えば、第三者に承継してもらうことができ、事業の継続を叶えることができます。
また、創業者利益も得ることができるので、一石二鳥ですよね。
中小企業は、基本的に株価が安いですが、事業が大きくなると会社自体の価値が上昇し、株価が上がります。
このように、価値が上昇した事業をM&Aで売却することにより、売主は大きな利益を得ることができます。
次に、買取側のメリットは、倉庫の拠点を一括で獲得できる点です。
新しく倉庫を建設すると、多額な費用がかかりますが、売買で倉庫会社を獲得することで、低いコストで拠点を得ることができます。
それだけではなく、すでに営業している拠点を得ることができるため、人材確保の手間や時間を省くことができ効率がいいです。
まとめ
倉庫会社の売買におけるM&Aの市場規模は、小売業の後退・値下げ等により減少したとされています
倉庫会社を売るメリットは、創業者利益の獲得や、後継者問題の解決が挙げられます。
一方で、倉庫会社を買うメリットは、倉庫の拠点を一括で獲得できたり、人材を確保できる点です。
このように、良いこと尽くめの倉庫会社の売買をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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