プレハブ建築とは?倉庫の建設費用の目安や物件のメリットも解説
倉庫や工場を購入するとき、候補に挙がる物件のひとつがプレハブ倉庫です。
しかし、そもそもプレハブ倉庫とはどのような建設物なのか、新築に費用はいくらかかるのか、くわしくはご存じない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、プレハブ建築とは何か、プレハブ倉庫における建設費用の目安、物件のメリットを解説します。
プレハブ建築とは?倉庫の建設費用を考えるうえでの基本
プレハブ建築とは、現場で部材を規定どおりに組み立てるだけで建物が完成する工法です。
使用する部材は、現場で組み立てるだけで良いよう、寸法などをしっかり計算して作られています。
また、プレハブ建築と一口にいっても、部材や工程によって多少の違いが見られるため注意が必要です。
部材では重量鉄骨系・軽量鉄骨系・木質系の3種類があり、それぞれで特徴が変わります。
たとえば重量鉄骨系の部材においては、火災への強さや組み立てやすさなどが特徴です。
工程ではパネル工法とユニット工法の2種類があり、それぞれで建設の流れが異なります。
プレハブ倉庫でおすすめの使い方は、物品の保管場・作業場・運動施設・事務所などです。
プレハブ倉庫における建設費用の目安
プレハブ倉庫の建設でかかる費用には、本体部材費のほか、基礎工事・外構工事費などが含まれています。
具体的な費用に関しては事業者や商品の違いがあり、一概にはいえないものの、部材などの条件に応じていくつか目安は挙げられます。
まず金属系パネル資材のプレハブにおいて、建物の面積が36坪、工期が120日なら、約1,200万円が目安です。
同じ金属系パネル資材のプレハブでも、建物の面積が56坪、工期が30日なら、約1,100万円が目安となります。
建設費用が特徴?プレハブ倉庫のメリット
プレハブ倉庫のメリットは、まず低コストで建築できることです。
部材を現地で組み立てる効率的な工法から、従来に比べて費用を節約できる傾向にあります。
次に、プレハブ倉庫なら工期が短く済むケースが多いです。
現地で部材を加工する手間などが基本的になく、規定の手順に沿って各部材を組み立てるだけで良いからです。
さらに、プレハブ倉庫の部材はしっかり規格化されているため、完成した倉庫の品質にムラがあまり生じません。
まとめ
プレハブ建築とは、現場で部材を規定どおりに組み立てるだけで建物が完成する工法であり、部材は現場での組み立てを前提に寸法などを計算して作られています。
建設費用の目安は一概にいえないものの、金属系パネル資材のプレハブにおいて、建物の面積が36坪、工期が120日なら、約1,200万円が目安です。
プレハブ倉庫のメリットは、コストの低さや工期の短さ、安定した品質などにあります。
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