倉庫は買うと借りるどっちがおすすめ?メリット・デメリットも解説
自社商品や資材の保管などに利用する倉庫は買うべきか借りるべきか、お悩みの方がいらっしゃるのではないでしょうか。
倉庫を購入するのと、貸し倉庫を利用するのでは、それぞれどのようなメリット・デメリットがあるのでしょう。
今回は倉庫をお探しの方に向けて、倉庫を買うのがよいか、借りるのがよいか、選ぶ基準を解説します。
倉庫は買う・借りるどっち?倉庫を購入するメリット・デメリット
まずは、倉庫を購入して自社倉庫とする場合のメリットを解説します。
倉庫を買うメリットは、倉庫が資産となることです。
長く使用するのであれば、貸し倉庫を利用するよりも全体の支出が抑えられる可能性が高いです。
資産になることで、減価償却を経費に計上することも可能です。
また、購入したほうがレイアウトや使用方法の自由度が高く、倉庫以外の用途でも利用することが可能です。
自社製品の保管などの用途がなくなっても、賃貸倉庫として収益をあげることもできます。
一方でデメリットは、購入のための高額な費用が必要になることです。
賃貸料金はかかりませんが、銀行から融資を受けて購入すると、業績に関係なくローンを返済していく必要があります。
さらにローンにプラスして固定資産税もかかり、メンテナンス費用も必要です。
また、購入してしまうと事業の撤退や移転の際には、貸し倉庫に比べて手放すことが難しい点もデメリットです。
倉庫は買う・借りるどっち?貸し倉庫のメリット・デメリット
次に、貸し倉庫を利用するデメリットを解説します。
倉庫を借りる場合は、初期費用が抑えられる点がメリットです。
倉庫の修繕に関しても借主の過失でなければ、基本的に負担する必要はありません。
業績が悪化したら撤退することも容易で、契約内容によってはすぐに手放すことができます。
倉庫を移転する必要が出た場合も、柔軟に対応できますね。
一方でデメリットは、賃貸なので倉庫の使用方法に制限があるところです。
貸し倉庫によっては原状回復の義務もあるので、レイアウトなどはある程度制限されます。
造作や改築などをする場合は、必ずオーナーの同意を得る必要があります。
また、長年賃貸料金を支払って利用するのであれば、購入してしまったほうが結果的に費用を安く抑えられることもあります。
当初は賃貸料金が安く抑えられていたとしても、社会の情勢に合わせて、値上がりする可能性もあります。
まとめ
今回は倉庫をお探しの方に向けて、倉庫を買うのがよいか、借りるのがよいか、選ぶ基準を解説しました。
どちらにもメリットとデメリットがあります。
今後の事業計画や用意できる資金、倉庫の利用条件などを考慮して、買うのか、借りるのか検討してみましょう。
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