工場の寿命はいつ?寿命を伸ばす方法と寿命を迎えたときの対応は?
2023.10.25
どんな建物にも寿命は存在し、当然工場も例外ではありません。
工場の寿命には、さまざまな目安がありますが、寿命を延ばすことはできるのでしょうか。
今回は貸工場をお考えの方に向けて、工場の寿命についてと、寿命を延ばすポイント、寿命を迎えたときの対応についてご紹介します。
工場の寿命とは?工場の寿命を考えるときの3つの目安
工場などの建物の寿命とは、耐用年数のことです。
耐用年数には種類があり、法定耐用年数、経済的耐用年数、物理的耐用年数の3つです。
法定耐用年数とは、法律で定められた耐用年数で、建物の建材と構造によって決められています。
たとえば、木造は15年、鉄骨鉄筋コンクリート造は38年、レンガ造やブロック造は34年です。
これらの数値はあくまでも目安で、この年数を過ぎたからといって建物が使用できなくなるわけではありません。
経済的耐用年数とは、メンテナンスや修繕にかかるコストが、改築費用を上回るまでの年数のことです。
そして物理的耐用年数とは、物理的に建物が寿命を迎えるまでの年数で、他の耐用年数よりは長めになっています。
工場を長く使うために寿命を延ばすことはできる?
工場の寿命を延ばすポイントは、適切な時期に、必要なメンテナンスをおこなうことです。
外壁や屋根などは、ひび割れや雨漏りなどがおこるまえに外装修繕が必要で、定期的に点検をおこないましょう。
外装は紫外線や風雨の影響を受ける場所で、劣化が進むと寿命を縮める原因にもなりやすいです。
工場内の床や建具などの内装修繕のポイントは、ひびや割れを見つけたら速やかに修繕をおこなうことです。
構造修繕も同様で、建物の寿命にとってとても重要な部分なので、定期的に専門家の診断を受けましょう。
工場が寿命を迎えたときの対応とは?売却は可能?
工場が寿命を迎えたときの対応として考えられるのは主に3つ、売却して手放すか、修繕をして貸し出すか、別の用途での再活用です。
売却をする場合は、工場をのこしたままそのまま売却するか、取り壊して更地にして売却するのか、2つの方法があります。
そのまま売却する場合は、解体費用はかかりませんが、需要は低く、なかなか売り手が見つからないかもしれません。
建て替えや修繕、解体をする費用がない場合は、展示場やスポーツ施設、カフェなど、他の用途で再活用することも検討してみましょう。
まとめ
今回は貸工場をお考えの方に向けて、工場の寿命についてと、寿命を延ばすポイント、寿命を迎えたときの対応についてご紹介します。
工場の耐用年数にはさまざまな基準がありますが、寿命を延ばすためには、定期的なメンテナンスが重要です。
工場が寿命を迎えたときには、売却、貸出、再活用の3つの選択肢があります。
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