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倉庫や工場における節電対策とは?気になる月々の電気代の仕組みもご紹介

対策
倉庫や工場における節電対策とは?気になる月々の電気代の仕組みもご紹介

倉庫や工場を経営するにあたり、電気代の高騰は由々しき事態です。

なぜ電気代が高騰傾向にあるのか、電気代を抑えるにはどのような方法が効果的なのか、疑問は尽きません。

そこで本記事では、倉庫や工場における節電対策と、電気代が決まる仕組みをご紹介します。

 

倉庫・工場の電気代の仕組み

中規模程度の倉庫や工場では、一般家庭が契約する低圧電力プランではなく、高圧電力プランを契約しているケースが多いです。

高圧電力とは6,000Vもの高電圧により電力が供給されるプランを指し、50~最大2,000kW未満の範囲で電力契約をおこないます。

倉庫や工場は基本料金と電力量料金、再エネ賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金)を合計して算出される金額を月々の電気代として支払う仕組みです。

近年、円安状態の継続や社会情勢の変化にともなう燃料価格が影響し、倉庫や工場が契約している高圧電力プランなどは電気代が高騰し続けています。

たとえば20222月に始まったロシアのウクライナ侵攻をきっかけに、欧米諸国はロシア産化石燃料の禁輸措置をとりました。

これにより日本が輸入できる化石燃料が減少し、燃料価格が上昇して電気代の値上げへとつながったのです。

日本政府は高騰する電気代への対策として電気やガスの燃料調整額を引き下げる措置をとりましたが、期間が設定されているため効果は限定的と言えます。

 

倉庫や工場で有効な節電対策

倉庫や工場における主な節電対策としては、照明と空調がポイントになります。

照明に関する節電対策は、まず蛍光灯あるいは水銀灯をすべてLED照明に交換しましょう。

LED照明に換えるだけでも消費電力を78割ほど削減可能で、照明機器の数が多い倉庫や工場であれば十分な節電効果を発揮します。

従業員が不在のエリアでは照明を消すなど、無駄な点灯時間を減らすことも節電につながります。

人感センサー付きの照明機器を導入したり広告用の照明を消灯したりする方法もおすすめです。

広告用照明の消灯が困難な場合は、点灯時間を短くするなど工夫して節電対策を講じましょう。

一方で空調対策としては、空調設備のフィルターのこまめな清掃が挙げられます。

フィルターの目詰まりを防ぐだけでも約20%の節電効果が見込めます。

設定温度を夏場は28℃、冬場は20℃にすると消費電力量が抑えられ、電気代節約も期待できるでしょう。

空調効率を高めるために間仕切りカーテンやシャッターの導入、窓用赤外線遮断フィルムの貼付も有効です。

天井の輻射熱および機械から放出される熱を遮熱シートでガードすると、さらに空調効率がアップし電気代を節約できるでしょう。

 

まとめ

倉庫や工場で使用されている高圧電力は、電気代が高騰傾向にあります。

電気代を節約するには照明をLEDに変更するなどの対策が有効です。

フィルターを定期的に清掃するなどの空調対策も、節電効果が期待できるでしょう。

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