倉庫のシステム建築とは?システム建築のメリット・デメリットをご紹介
倉庫の建築工法にはさまざまな種類があります。
その中でもとくに効率的な建築工法として知られているのが、システム建築です。
倉庫の工法の一つであるシステム建築には、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
そこで今回は、倉庫を建設予定の方に向けて、システム建築とはなにか、そのメリット・デメリットについてご紹介します。
倉庫のシステム建築とは?どんな特徴がある?
システム建築とは、一連の建設プロセスをすべて標準化・自動化した建築工法です。
「こんな倉庫にしたい」という施主が希望する仕様に応じて、コンピューターが可能な限り自動で設計、見積もり、生産をおこないます。
コスト削減と工期短縮を実現する工法で、品質が高いところが特徴です。
そのほかにも倉庫の建設には、テント倉庫やプレハブ建築、在来工法などがあります。
システム建築の場合、在来工法よりも工期が短く、テント倉庫よりも品質の高い倉庫を建てることが可能です。
プレハブ建築と比較すると、より柔軟でデザイン性に優れているのが特徴です。
倉庫をシステム建築で建設するメリットとは?
システム建築のメリットは、短い納期で一定の品質を保てるところです。
システム建築の建物は、耐震性や耐久性に優れており、台風や地震などの自然災害のリスクが高い日本でも安心でしょう。
標準化されているので、見積などにも時間がかからず、CADシステムによってスピーディーに設計やデザインが可能です。
また、システム建築の設計や施工方法は、あらかじめ整備されているので、全国のさまざまな立地に倉庫を建設することができます。
このようなメリットがあるうえに低価格で建設できるので、コストパフォーマンスに優れている建築工法ともいえます。
倉庫をシステム建築で建設するデメリットとは?
メリットの多いシステム建築ですが、デメリットも何点かあります。
まず、システム建築は標準化されていることで、外観のデザインに関しては自由度が低いです。
自由なカスタマイズや設計変更も難しいので、特殊な立地や複雑な構造にしたい場合は、建築が難しいかもしれません。
基本的にシンプルな造りになるため、倉庫の建設で企業のオリジナリティーを出したい場合や、倉庫をオオフィスなどと兼用し、建物にしたい場合は、どの要望までは実際に反映できるのかを確認することが大切です。
まとめ
システム建築とは、設計から生産までコンピューターでシステム化された建築工法です。
メリットや特徴としては、建物としての一定の品質を保ちながら、低価格・短納期を実現でき、コストパフォーマンスが高いところです
また、デメリットとしてはシンプルな造りになるということがあるので、要望をどの程度反映することができるのかを確認することが大切です。
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